Meaningless Notebook

我輩は雑記帖である。名はまだない。


2 回目のワクチン接種してから 2 週間経過したので観に行ってみた。

面白かった (小並感)

いや-面白かった。

ダニエルボンドの集大成って感じだった。

もう陸海空で暴れまくりって感じ。

-チェイスするは、密林でゲリラ戦するは、船上で戦うは、グライダーで敵地潜入するは、要塞で戦うは本当もうボリュ-ム凄かった。

もう弾丸飛び交いまくり、爆発しまくり、吹っ飛びまくりで、アクション系での映像面は邦画に勝ち目はないなって思った。

*

邦画は風情とか心情の機微とか、そっち方面が強いと勝手に思ってる。

宿敵スペクタ-にまつわる敵との戦いを終えエンディングロ-ルが流れたのをを見た時は嗚呼、ダニエルボンドは完結したんだなって…

個人的にはすごい満足した。

見た事ない人は是非、始まりのカジノロワイヤルから見て !

そこまでって人はせめて前作の 007/スペクタ-を見てから見てほしい

ダニエルボンドは今までの 007 シリ-ズとは大分違います。

今までのシリ-ズは、MI6 に 007 と呼ばれる殺しのライセンスを持ち経験豊富でスケコマシなスパイとして完成しているジェ-ムズ・ボンドが上司の M 、その秘書マネ-ペニ-、特殊装備開発者の Q 、そして各作品のボンドガ-ルと協力して、その作品に登場する巨悪に立ち向かうという 1 話完結型であり演者が同じでも作品間での繋がりは希薄でした。

ですがダニエルボンドは違います。

1 作目 007/カジノロワイヤルの最初でボンドは 007 に昇格し、今までのシリ-ズにいた協力者は上司の M しか居らず 007 成り立てで未完成のボンドがカジノロワイヤルの巨悪に立ち向かうのです。

カジノロワイヤルのボンドは、今までのシリ-ズのボンドに比べて余裕がないように感じられるかもしれません (感じた)。それは当然といえば当然です。007 成り立てで挑むのですから。

カジノロワイヤルを解決した後、M はボンドに『学んだようね、ボンド』と言います。

そして次作の慰めの報酬へ続くのです。

カジノロワイヤル、慰めの報酬、スカイフォ-ル、スペクタ-を経て最終話のノ-タイムトゥダイでのボンドは今までのシリ-ズのボンドと遜色ない余裕とユ-モアを感じさせてくれました。

カジノロワイヤルから見てと言ったのは正にこれが理由で、今までのシリ-ズとは異なり作品間での繋がりが大きいからです。

とはいえ、いきなりノ-タイムトゥダイを見ちゃだめということはありません。

別作品の情報、例えばカジノロワイヤルのボンドガ-ル・ヴェスパ-は昔の任務で愛した女性で故人であるということは映像からもボンドの会話などで違和感なく補足してくれます。

興味が湧いたら別作品も見るでもいいと思います。


最後に

偉そうに語りましたが、私の感想です。

公式の見解ではありません。


後、パロマは絶対ロ-ジ-とかフロストとかエレクトラ的な役回りだと思ってた (小並感)。