久しぶりに Docker で構築しようとするとドハマりしたので注意点を記す。
IPv6 は無効化しておく
Docker は IPv6 が有効になっているホスト上で作業すると何かしらエラ-が発生するので IPv6 を無効化しておく事を推奨する。
よく遭遇したのが Docker Image の Pull に失敗する。
正直、かなりうざい。
未使用の Docker Image やボリュ-ムは消去する
何も考えずに Docker を使い続けていると Docker Image や未使用ボリュ-ムが溜まりに溜まって容量が無くなり、新しい Docker コンテナを作成しようとする時にエラ-が発生してドハマりする。
プロキシ環境下でビルドする場合
プロキシ向けの下記環境変数を設定して Docker コマンドを実行する。
- http_proxy
- https_proxy
- HTTP_PROXY
- HTTPS_PROXY
$ docker image build --build-arg http_proxy=<プロキシサ-バ-のアドレス:ポ-ト番号> --build-arg https_proxy=<プロキシサ-バ-のアドレス:ポ-ト番号> HTTP_PROXY=<プロキシサ-バ-のアドレス:ポ-ト番号> HTTPS_PROXY=<プロキシサ-バ-のアドレス:ポ-ト番号>
Docker Image のビルドで外部接続する場合はビルドコマンドに –build-arg オプションで指定する。
localhost はコンテナであってホスト OS ではない
Nginx でリバ-スプロキシを構成するときによくドハマりする。
Nginx コンテナの設定ファイルに localhost と書くとコンテナを指しているので Connection refused が発生してドハマる。
他のコンテナサ-ビスであればコンテナ名を、或いはホスト OS の IP アドレスを指定するようにすればドハマりしない。
コンテナのログを確認する場合
docker logs -f --tail=<直近で表示するログ行数> <対象コンテナ名>
長い事稼働させているコンテナでログを表示させようとすると大量のログが流れる。
上記コマンドで実行すれば直近の目的のログを表示させる事が出来る。