諸事情により、複数の iSCSI ストレ-ジと接続してデ-タ移行しなければならなくなったので。
複数の iSCSI タ-ゲットに接続してファイルフォ-マットを施す。
手順は下記の通り。
- 必要なモジュ-ル をインスト-ル
- iSCSI タ-ゲットへログイン
- ファイルフォ-マット
1.必要なモジュ-ル をインスト-ル
必要なモジュ-ルを下記コマンドでインスト-ル
yum install iscsi-initiator-utils
2.iSCSI タ-ゲットへログイン
下記コマンドを実行して iSCSI タ-ゲットの存在確認
iscsiadm -m discovery -t sendtargets -p iSCSIタ-ゲットサ-バのIPアドレス または ホスト名
下記コマンドを実行して iSCSI タ-ゲットの存在確認結果を表示
iscsiadm -m node -o show
下記コマンドを実行して iSCSI タ-ゲットログインに使用するパラメ-タの設定をする
iscsiadm -m node --targetname iSCSI タ-ゲット名 -p iSCSI タ-ゲットサ-バのIPアドレス または ホスト名 --op update -n node.session.auth.authmethod -v CHAP iscsiadm -m node --targetname iSCSI タ-ゲット名 -p iSCSI タ-ゲットサ-バのIPアドレス または ホスト名 --op update -n node.session.auth.username -v ユ-ザ-名 iscsiadm -m node --targetname iSCSI タ-ゲット名 -p iSCSI タ-ゲットサ-バのIPアドレス または ホスト名 --op update -n node.session.auth.password -v パスワ-ド
下記コマンドを実行して 確認した iSCSIタ-ゲットへ接続
iscsiadm -m node --targetname iSCSI タ-ゲット名 -p iSCSI タ-ゲットサ-バのIPアドレス または ホスト名 -l
3.ファイルフォ-マット
1.iSCSI タ-ゲット接続後のパ-ティションを表示
cat /proc/partitions
2.gdisk コマンドでフォ-マット
gdisk 1.で確認したパ-ティション名
3.領域情報表示
p
4.パ-ティション削除
d
5.テ-ブルをディスクに書き込み終了
w
6.再度 gdisk コマンドでフォ-マット
gdisk 1.で確認したパ-ティション名
7.領域情報表示
p
8.領域作成
n
*
パラメ-タは全てデフォルト値で行った。
*
gdisk コマンドでないと 2TB 以上のパ-ティションを作成できないため注意。
9.テ-ブルをディスクに書き込み終了
w
10.キャッシュメモリ⇒ファイルシステム同期
synk
11.領域作成後のパ-ティション確認
cat /proc/partitions
12.xfs フォ-マット
mkfs.xfs 11.で確認したパ-ティション名 -f
*
ストレ-ジに xfs は無謀と参考元のサイトに記載があったが、あえて挑戦してみた。
13.iSCSIボリュ-ム領域をマウント
mount 11.で確認したパ-ティション名 マウント先ディレクトリパス
参考元
- OSSはアルミニウムの翼で飛ぶ
- mtaneda’s diary
- mrs.suzu841.com
- Linuxのファイルシステムについて勉強した内容をまとめてみた
- EXT4 vs XFS vs Btrfs vs ZFSをfioでベンチマークを取ってみました。
- Linuxファイルシステムをまとめてみました
- nattintosh note
- UnixPower on Networking